新卒から Deputy CTO へ:長期的なキャリアの歩み
Applied Intuition の Deputy CTO である Malhar Patel が語る、一つの場所で深く向き合い、真のインパクトを生み出すキャリアの築き方。
Malhar Patel は、Applied Intuition での 7 年間を通じて、さまざまな役割を担ってきました。その経験から得た最大の学びは、シンプルに言えば「意味のある変化を生み出せるまで、十分な時間をかけて向き合うこと」。Malhar は共同創業者である Qasar Younis (CEO) と Peter Ludwig (CTO) と対談し、会社の成長を支える中で得た学び、そして新卒から Deputy CTO へ至るまでの歩みについて語りました。
University of California, Berkeley で電気工学とコンピューターサイエンスを学んでいた Malhar は、大規模データインフラから強化学習、宇宙技術、ドローンまで、幅広い技術分野に携わってきました。そして進路を考える中で、最終的に彼が強く惹かれたのが、自動運転とロボティクスの世界でした。
「建設現場や鉱山で大型機械が驚くような動きをするのって、純粋にワクワクしますよね」と Malhar は語ります。
「それに、公道を走る自動運転車を見てみたいと思わない人なんて、いないはずです」
大学卒業後の 2019 年、Malhar は Applied Intuitionに入社しました。当時の Applied Intuition は、まだ数人のエンジニアで構成された小さなチームに過ぎませんでしたが、彼はそこから現在に至るまでキャリアを築き続けています。
この7年間で、Malhar は実にさまざまな役割を担ってきました。インフラ領域をリードし、Applied Intuition のグローバルな自動運転開発を支えるデータ基盤や機械学習プラットフォームを構築。創業初期には、採用・財務・顧客対応といった“正式なバックオフィス機能”がまだ整っていなかったため、そうした業務にも幅広く関わっていました。また、初期の強化学習 (RL) 環境の構築や、モデルのトレーニングにも携わっています。現在は Deputy CTO を務めています。
「ここでは毎年、“去年の自分は本当に何もわかっていなかったな”と思わされるんです」と Malhar は振り返ります。
こうした学びは、一つの場所で時間をかけて経験を積み重ねてこそ得られるものだと、彼は考えています。そのため、短期間で転職を繰り返すことにはあまり意味を感じないと言います。最初の数か月は環境に慣れる期間で、その後さらに時間をかけて仕事への理解が深まっていく。そして、ようやく本当の意味で成果を出せるようになった頃に、またゼロからやり直すことになってしまうからです。
「2〜3年経って、ようやく全体の構造が見えてくるんです。そこから初めて、本質的な貢献ができるようになるし、大きな仕事を任せてもらえるだけの信頼も得られる。でも転職すると、そのプロセスをまた最初から繰り返すことになるんですよ」
Malhar は、単純に「長く在籍すること」自体に価値があるとは考えていません。新しいチャンスが目の前に現れたとき、まず自分に問いかけるべきことはシンプルだと言います。それは、「今いる場所から逃れたいのか」、それとも「本当に新しい何かに強く惹かれているのか」ということです。
もし理由が「今の環境から離れたい」というものであれば、結論を出す前に、その問題が本当に深刻なのか、あるいは解決可能なのかを冷静に見極めるべきだと彼は言います。
一方で、「新しい環境に惹かれている」のであれば、何が自分を動かしているのかを正直に掘り下げる必要があります。惹かれているのは技術的な挑戦なのか、創業者や一緒に働く人たちなのか。勤務地なのか、報酬なのか。
本当の理由を言葉にすることで、初めて自分が向き合うべきトレードオフが見えてくると Malhar は考えています。彼は「多くの人は、自分自身に対して正直になれていないんです」と語ります。
同じ会社で何年も成長し続けるには、ただ時間を重ねるだけでは足りません。Malhar は、学び続けるためには自ら動き続ける姿勢が欠かせないと考えています。そして、彼にとってその起点になるのが「人」です。
新しい役割を任されるたびに、彼は自分がこれから取り組む領域で、すでに経験を積んでいる人たちに積極的に話を聞いてきました。データおよび機械学習インフラを担当していた頃には、最初の6か月間、「毎週必ず1人、新しい人と話す」と決めていたと言います。
その目的は、誰かのやり方をそのままコピーすることではありません。異なる環境でも高い成果を出している人たちに共通する思考や行動のパターンを理解したかったのです。
「一流のエンジニアたちを間近で見て、何が彼らを特別な存在にしているのかを理解したいんです」とMalhar は語ります。「そこから自分に必要な要素を取り入れて、自分なりのやり方を作っていけるんです」
問題は、いつも整理されたわかりやすい形で現れるとは限りません。状況が十分に見えていて、自分ですぐに解決できるのであれば、Malhar は迷わず自ら動くと言います。
一方で、状況がまだ見えていないときに最初にやるべきことは明確です。まず全体像を把握すること。そして適切な人につなぎ、必要なフォローアップを行い、最後まで責任を持って見届けることです。大切なのは、どんな問題も途中で取りこぼさないこと。 「問題を見つけたときよりも、少しでも良い状態にして残すこと」それが、彼のシンプルな基準です。
インテリジェント ビークルの未来を形づくるチームへ
Applied Intuition は急成長を続けており、幅広い職種でエンジニアをはじめとする経験豊富なプロフェッショナルを求めています。自動車、トラック輸送、防衛、建設、鉱業にまたがるフィジカル AI の難題に取り組みたい方は、ぜひ採用情報 をご覧ください。